AutoFormのソフトウェアは、ライン/トランスファ型や順送型によるプレス成形、アルミのプレス成形、高強度鋼材のプレス成形、熱間プレス成形、ヘミングおよびチューブ・ハイドロフォーミングなど、さまざまな成形技術に対応しています。これらの技術に対応した当社の最先端製品を使って、直面している問題を解決できます。
トランスファ金型によるプレス成形では、機械作動の移送システムの最初のステーションに、ストリップ材を投入すると、そこでストリップ材から、部品のブランクがカットアウトされます。次に、ブランクは、最終部品が完成するまで、さまざまな成形ステーションを機械上で移動します。
順送金型プレス成形では、鋼鉄のストリップ材が、同時に工程を行う一連のプレス成形ステーションを経て、最終部品へと成形されます。部品となるストックのストリップ材は、ステーションからステーションへと移動し、最終工程でストリップ材がカットアウトされます。
近年のプレス成形業界では、アルミの使用が増加しています。アルミには固有の治金特性があり、多目的の利用に適しています。
高強度鋼材は、過去数十年にわたり、最もよくプレス成形部品として利用されている材料です。この材料から生産されたプレス成形部品は、強度の高さを特性とします。
熱間プレス成形技術によって、金型内の部品を温度が上昇した柔らかい状態で成形し、そしてクエンチングします。熱間プレス成形によって生産した部品は、高い強度、複雑な形状、スプリングバック効果の軽減などの特徴がみられます。
車両部品の生産では、深絞り、トリムおよびフランジ工程の後に、組立て作業でヘミングを行い、2つのプレス成形部品を接続します。サーフェスの外観とサーフェス精度に影響するため、正確なヘミングが非常に重要です。
チューブ・ハイドロフォーミングは、高剛性で軽量なチューブ状の部品を生産する場合に使用します。内部の流圧を使ってチューブを様々な形状に成形できるため、チューブ状のブランクを成形することが可能となります。