プレスリリース

AutoForm R8 – デジタル工程チェーンの効率化

オートフォーム社は、最新のソフトウェア・バージョンR8を発表しました。このリリースに伴う新機能や機能強化によって、デジタル工程チェーンの効率化をサポートします。特に順送金型、スプリングバック見込み補正、パッチワーク・ブランクを適用した部品に関連する作業に有効です。

AutoForm R8では、デジタル工程チェーンの効率化を可能にする重要な新機能が搭載され、多くの機能強化も行われています。このバージョンは、昨年の顧客調査にて寄せられたユーザーのみなさまのご意見をもとに、開発が進められました。

AutoForm R8では、ストリップ・レイアウトの定義が改善されました。まず1個取りまたは2個取り部品のレイアウトを定義し、その後、複数のネスティング・オプションを、迅速に評価および比較することができます。また、ブランク形状やネスティングの予測、材料使用量の削減、あるいは部品コストの早期見積りも簡単に実行できます。また、ウェブ・デザインの新機能によって、事前定義された形状だけでなく、任意の形状も、手間なくモデル化することが可能となりました。

このバージョンでは、スプリングバック見込み補正のオプションも拡充されました。AutoForm R8では、見込み補正に、予測値ではなく、実測値を適用することができます。見込み補正は任意形状に基づくため、部品のシミュレーション結果は必要ありません。このように、ヘミングまたはアセンブリのシミュレーションや実測値など、多岐にわたるソースから得た外部データを使い、金型を見込み補正できます。スプリングバック見込み補正のソース・データに柔軟性があるため、その適用範囲が広がります。

さらには、実現可能なパッチワーク・ブランクのプレス成形工程も設計できます。部品の成形性を予測したり、パッチワーク・ブランクのサイズや設定を検討する上で、シミュレーションを信頼できる手段として使用することができます。

オートフォーム社のコーポレート・マーケティング・ディレクターであるマーカス・トマのコメントです。「弊社の製品やサービスについて、お客様にご満足いただくことが、最も重要だと考えています。このリリースを開発する上で、世界各国のお客様から、新機能や機能強化に関するご希望やご意見をいただき、参考にさせていただきました。AutoForm R8に搭載されたすべての新機能や機能強化は、お客様の日常業務を改善および促進します。新たな目標に到達するため、またデジタル工程チェーンをさらに効率化するためにも、AutoForm R8は大変有益です。」

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