AutoForm ニュース

2008年9月1日

Allgaier、AutoForm、Tebisが、革新的な取り組みによって難しい市場の要望に対応

金型製造業界は、短縮される一方の納期と厳しくなる一方の価格という、ほとんど対応が不可能とも思える課題に直面しています。従来の手法では限界があるため、Allgaierは新しい選択肢を探り始めました。そして難しい市場の要望に対応できるよう、AutoForm Engineering GmbHとTebis AGがAllgaierをサポートし、革新的な取り組みを実現しました。

部品の変更やトライアウトの段階でスプリングバックによる問題が生じるのは、金型製造業界では日常茶飯事です。それがコスト上昇の原因となり、また、試行錯誤の繰返しにより金型開発サイクルの顕著な遅れが生じてしまいます。これに対してAllgaierが行ったのは、早い段階から工程計画、ダイフェース設計、および完全な成形工程を最適化できるソフトウェアツールの適用でした。このアプローチの評価と確認を行うために、Allgaierは大手自動車メーカーが生産するSUVのプレス部品を使用しました。

部品形状(赤)と基準形状(緑)の比較: スプリングバック補正前(上)とスプリングバック補正後(下)
部品形状(赤)と基準形状(緑)の比較: スプリングバック補正前(上)とスプリングバック補正後(下)

新しいソフトウェアツールの1つは、AutoFormの製品でした。AutoFormのソフトウェアの利用により、CATIAで作成された部品データを利用して、現場の実情も考慮に入れながら、ロバストな製造工程を正確かつ迅速に確認することができました。これには、トライアウトのずっと前に行うスプリングバック計算と補正も含まれています。このような取り組みの結果、数多くの修正の手順を最小限に抑えることができ、計画の信頼性が向上しました。その後、デジタルデータの流れを維持するためにTebisソフトウェアが使用されます。Tebisソフトウェアと、そのAutoFormへのインターフェースでは、AutoFormメッシュデータを利用して、高品質のフライス加工面を生成することができました。初期工程のダイフェースのコンセプトを変更しても、 AutoFormからTebisに伝えられ、自動的に変更部分の修正が行われます。AllgaierはCATIA V5で複数のダイフェースを設計するという時間のかかる工程を省くことができました。

SUVプレス部品の生産
SUVプレス部品の生産

プロジェクトの開始時には未知の項目が数多くあったにもかかわらず、Allgaierは両パートナーのサポートと専門技術によってプロジェクトを成功に導きました。 Allgaierはその後、AutoFormとTebisの両社からさらに追加のソフトウェアを導入し、この新しいアプローチに寄せる大きな信頼を実証しています。

Allgaierのゼネラルマネージャー、Helmar Assfalg氏は、次のように語っています。「この革新的な取り組みによって、Allgaierは高品質の金型メーカーとしての評判を、さらに高めていくことができます。定評ある製品品質を今後も維持ししながら、納期を短縮し、価格競争にも打ち勝っていくつもりです。」

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